平成30年1月5日
税理士　土田義人

税理士の土田です。
　新年あけましておめでとうございます。
　2018年が皆様にとりまして佳き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
また常日頃、私ども、たす会計事務所に、ひとかたならぬご支援を賜ります事、重ねて御礼申し上げます。今年も職員一同一丸となって業務に邁進していく覚悟でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて今年も昨年からの人手不足がさらに進みそうな勢いです。大学卒業生の就職内定率は、まだしばらく高い状態を続けることは間違いのないところです。製造業をはじめ様々な業種では史上最高益の決算を続ける中で、私たちの中小企業の所では冒頭の人手不足が改善されない所為なのか景気の高揚感が実感できません。マンパワーを必要としない業種、新規の開発事業系の業種、製造業でいえば最も川上に位置するマザーマシン製造等はまだまだ忙しい状態が継続しそうです。
　このお正月を返上して昨年からの受注に追われているところすらあります。
　人手を必要とする建設業系では海外からの外国人委託研修制度などをうまく利用できる企業、そしてやはり東京を中心とした東京オリンピック関連事業などは、忙しいと思われます。皆様、今年は積極的に頑張りましょう！
やはり2020年の東京オリンピックまでは、この状態が続くと予想されます。

さて私は今年還暦を迎えます。多くの諸先輩に伺うと還暦は重みがあるといわれます。そそっかしい私は数年前から自分のことを今年は還暦だ、今年は還暦だと思い込み、自分の歳を多くサバを読む人は珍しいよと親しい知人に笑われてしまいました。神社仏閣参りを趣味とする私は、境内にある厄除け祈願云々を見る度にすっかりとそれが刷り込まれていたのでしょうが実は厄なるものは、特に無く、一人の人生という普通のマラソンレースの中でイベントが多く起こるところにあるので、準備万端怠ることのないようにとアドバイスして下さっているので、縁起の悪いアクシデントが沢山起こるということではないと伺いました。お正月番組でいえば箱根駅伝で、第5区は芦ノ湖のゴールに向けて急峻な山道に入るから心してかかりなさいという当たり前のことを言っているのを大厄前厄後厄や天中殺や暗剣殺などというおっかない字句で無辜の市民に帰依を促しているのですよと、伺ったことがあります。私の知り合いも毎年秋になると、占いのベストセラー本に寄付をして読んでは落ち込んでいます。

要は何が起こるのかわからないのが人生だから、よくよく心して準備をして掛かりなさいということだそうです。恐れることなく共に協力することを惜しまず、頑張ってまいりましょう。 どうぞ今年一年を楽しみながら健康に過ごして参りましょう。

戌年は忠実で、裏切らない、協調性が高いといわれています。私もそのつもりで皆様とこれからも一層のお付き合いをさせていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。