徒然日記 令和2年5月6日
たす会計事務所 徒然日記 令和2年5月6日
2020年5月6日
たす会計事務所
税理士 土田義人
皆様いつもお世話になりありがとうございます。御無事でお過ごしでしょうか?
今年のゴールデンウィークは日本国内がコロナウィルスのために自粛の厳戒態勢をとっております。
私共も先月から3密を予防するために2勤制をとっており、午前の早出と午後からの遅出をして、職員の健康管理に注意しております。皆様もどうぞご注意ください。
連休中は逆に3密もなく、またどこに出かけることもありませんでしたので、一部の出勤社員と事務所におりました。
給付金申請のお手伝いやら決算やらとやることはあるのですが、少し時間をもらい、たまたまですが"上杉鷹山"の本を読みました。
こんな時だからこそ、またこのような状況だからこそではないのですがたまたま取り上げた本でしたが内容たるやまさしく今の時機にふさわしい本でした。
この本を取り上げたきっかけは春に読んだ内村鑑三の「代表的日本人」の中に取り上げられていた人物であることと、その後、始まったコロナウィルスの世界的な流行にあります。
昨日あたりから日経新聞では今回の世界的な経済損失は1929年の大恐慌に及ぶくらいの大きなものだと書かれております。
私もお客様の直近の厳しい状況を拝見するにつけ、まさしく今回は本当に大変なことになった、そして世界の各国の対応を観察していて我が国の対応が"船頭多くして船山に登る"ではないですがそのスピードが極めて緩慢で、正直我が国の政治に嫌気がさしてしまいました。
確かに幕末も270藩があったと言いますが、今もテレビを見ていて日本全国何も変わっていない気がしました。本当に残念です。
今回のコロナウィルスに対して相当の覚悟が必要かと思います。
実は私も4月には何度も夜中に目が醒め、あるいは寝付けない晩がありました。
そんな時に行き当たった本が童門冬二氏の「上杉鷹山」だったのです。
中身についてはご存じの方も多いでしょうから書きませんが、私はこれから起こるであろう状況に対して、まだまだ頑張らなくてはという気持ちになり、大いに励まされました。3回ほど感動で涙してしまいました。皆様もどうぞ大変ですが頑張っていきましょう。
へたり込みそうになったら、この本をお読みください。図書館やブックオフでもご覧いただけます。
かの ジョン・F・ケネディは「尊敬する日本人はいますか?」との質問の答えが"Youzan-Uesugi" つまり上杉鷹山だったのです。
今、日本中いや世界中がコロナウィルスのために本当に苦労しております。
一致協力して仕事を頑張ることもできず、じっと"stay home" しか何も協力できることがないのです。
5月6日までと我慢してきましたが、再度延長され5月31日までこの状況を続けなくてはなりません。残念ですがやむを得ません。
私も皆様と、今回のコロナ危機に立ち向かいたいと決意いたしました。上杉鷹山の時代に較べればまだまだましと理解して、明るく進んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。