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2021年 年頭所感

2021年 年頭所感

2021年1月吉日
たす会計事務所
税理士 土田義人

丑年 皆様 新年あけましておめでとうございます。
旧年中は一方ならぬ御指導、御支援を賜り誠にありがとうございました。
私や職員一同に貴重なご意見ご叱責を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

 2020年は100年に一度と言われるくらいの大変な年でした。世界的にコロナの流行から始まり、人と人、モノとモノ、人とモノ、そして金融、観光、飲食、運輸業とその影響はあらゆるところに重大な影響を及ぼし、それは今もなお続いております。
 負の影響を受けた業界もあれば、逆に正の影響を受けた業界もあり人間社会というものは全くわからないものですね。
 それ故に人間社会というものは急激に成長したり、衰退したりして社会形態を過去繰り返してきたのでしょうか?これほど極端に社会構造に影響を与えていった年の最後が30年ぶりの日経平均株価の上昇で終わったことには驚きを隠せません。
 今年株式で大いに儲けた方は、3月のころのコロナによる世界的な悲壮感の中で株式を買っていたといいますから大したものです。
 私は当時お客様の助成金申請の代行に大わらわでした。個人的な実感として、あの時の持続化給付金は相当に効果があったと理解できます。

 昨年の年頭所感はカルロスゴーンの逃亡劇と渋沢栄一でしたが今年は何も思い当たりません。コロナが早く収束して完全に安全な世界に戻り、その後かすかに見える東京オリンピック、パラリンピックが開催できたら思わず涙せずにはおられないだろうなあと思います。
 ただ自分の肌感覚ですが2021年は2020年よりも世界は厳しいかなあと感じます。
 昨年の大量の早期退職勧奨に基づく大企業からの退職者やアナログ最右翼のアパレル業界や飲食業界からの大量の離職者が社会全体の中で目立ってくるような気がします。そのため皆が今年のように巣籠もり景気などと言っていられず消費や投資に向かいにくいような気がしますので自重しながら経営していきたいと思っています。

 それにしても世の中はいつも人と人とのご縁の中で生活があり自分一人が安全でいられるはずはないのですから、今までにも増して相手のことを考えて行動していきたいと思っております。
 また社会の全部がアナログだけであるはずもないのですから大いに他業界の方々にも敬意を払い、充分に理解をしていく中で、世界中が理解できる形でコロナ対策が実行できるのではないかと思います。

 厳しい年明けのご挨拶になりましたが、皆様の企業が一年間健全であります様また、ご家族及び社員の皆様の御健康と御多幸を御祈念申し上げます。

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