税の専門家におまかせください。
お問合せは  04(2965)3911

文字サイズ:

3月30日“日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式”に参加

日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に参加してまいりました

令和6年4月
税理士 土田義人

今日から4月、新年度を迎えます。気候も三寒四温により少しずつ暖かくなって来たようです。遅かった桜の開花も関東ではだいぶ開花してまいりました。今週が見頃のようですが週末は満開で楽しめるのではないでしょうか。

3月30日 “日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式” に参加してまいりました。

硫黄島は今も一般人が立入禁止の島です。1945年2月から3月に日本軍とアメリカ軍が激しい戦いを行い、双方で日本軍でいえばまだまだ将来のある青年や壮年が約20,000名戦死、生存者1,000名と言う厳しさ、アメリカ軍も6,800名の戦死と19,000名の戦傷者を出すという双方46,000名余の未来を失った、太平洋戦争の中でも最も残酷な結果をみた戦いでした。

何もない小さな島で、そこかしこで硫黄が噴出しておりました。思わず手を合わさずにはいられませんでした。

儀式は大変厳かに挙行されました。

  • 両国国旗入場
  • 両国国歌斉唱
  • 米軍宣教師による祈祷
  • 日米の追悼の言葉
  • 献花・献水
  • 鎮魂歌
  • 黙祷
  • 鎮魂ラッパ

といったところです。わずか一時間ではありましたが、あっという間でした。

両軍双方で慰霊祭を挙行するのは世界広しといえども、ここだけだそうです。改めて平和の価値の重さを感じました。

今回は国会議員、厚生労働省、外務省、防衛省そして御遺族及び賛同者と報道関係者によるものでしたが御遺族も高齢を重ね、遺骨収集事業もあと5年ですべて終了する予定だそうです。硫黄島ではまだ半数以上も遺骨収集が終了しておりません。

帰路ではJAL特別機が硫黄島を旋回してくださり、この事業の重要さを実感いたしました。

戦争も本当に遠くなってしまいましたが、やはり平和を実感して生活することなど普段ありませんから今回は大変貴重な経験をさせていただきました。

硫黄島天山慰霊碑前にて陸上自衛隊 中央音楽隊所属の鶫 真衣さんによる”ふるさと”の斉唱です。ご本人も涙ぐみながら斉唱されていたのが印象的でした。

 日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式
日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式
日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式01
日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式02
日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式03
日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式04
▲ページトップへ