「財産目録」を作成してみましょう!
相続税を計算する上で、亡くなられた方の財産を把握する事が最も重要です。
財産には、プラス財産とマイナス財産があります。
不動産や預貯金(プラス財産)を所有していても、借金(マイナス財産)があれば、発生する相続税額は大きく違ってきます。
- 「お父さんは、どこの銀行に預金があるかしら?」
- 「生命保険に加入していた?」
- 「確か、田舎に畑あったよね?」
- 「借金あるかしら?」
全く手探りの状況で、亡くなられた方の財産を確認するのは、非常に難しいだけでなく時間を必要とする作業となります。
最近では、「終活」されている方も増えています。
「終活」の一つとして、「財産目録」の作成をお勧めします。
所有する不動産、お取引されている金融機関、株式(証券会社)、生命保険関係、ゴルフ会員権などのプラス財産と借入金などのマイナス財産を書き残す事で、間違いなく残された家族の負担は軽減されます。
同居されているご家族であっても、なかなか、ヒントなしで亡くなられた方の財産を把握することは難しいものです。
「財産目録」と言うと堅苦しく感じますが、「メモ」程度と考えて書き残すだけでも良いと思います。
「たす通信」では、心をこめてちょっとしたアドバイスを優しく発信していきます。